鵠沼運動公園(藤沢市)に静態保存されている「C 11 245」の角度です。
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早くも鉄の道(=鉄道?)に、はまりつつある息子を連れ出しての実物見学。実物のC11を見上げて、(私も?)かなり興味津々の様子でした。
2004/09/04
(当時は屋根も無く、青空の下での観察でした)
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フロントデッキ。
特製ヘッドマーク「しおかぜ」が付けられています。
中央の担バネカバー右を斜めに降りてくるのは標識灯への@電線管。A電線管箱でT字状に分岐して標識灯掛の根元まで伸びています。デッキ中央部分と、その左右&傾斜部分の網目の向き・4箇所の開放テコ受けのネジれの向きに注目!
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AT字状の電線管分岐部から標識灯のB根元への配管。
C列車ブレーキ管はコック根元で屈曲して、すぐに前端梁に入ってしまいます。
コックの下にはD列車暖房管(のフタ)が見えます。
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前照灯(シールドビーム)、煙突、コンプレッサー@排気管とA消音器。煙突基部の薄いこと。
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砂箱、砂まき器、砂まき管。
手前が@前進用(前砂まき器)、奥がA後退用(後砂まき器)。手前の突起はB「排砂管」。
配管を配管で支えてるところもあります。空気作用管は、模型ほどピシッとは真っ直ぐじゃない。
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砂まき器の基部は直線です(砂箱は丸いけど)。空気作用管はキャブ側から接続されています。
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タービン発電機(電灯装置用)。手前が@発電部、奥がA蒸気タービン部です。奥にはB蒸気管、真ん中には銅管のC配水管がつながっています。キャブ前妻に斜めってるのがD排気管、T字状がE電線管。左端にATS用発電機の排気管と消音器が見えます。
ボイラー安全弁が目立ちます。
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ATS用発電機。非公式側には放熱器の「目」があります。前方の箱状は@電線管、太い立ち上がり(すぐに右へ屈曲)はA排気管、ぐるんと回り込んでいるのがB蒸気管。
もちろん配水管も反対側にあります。
ボイラーに沿っている布巻き管はC「通風管」。
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ボイラー安全弁、後ろに発電機、助手席側にATS発電機マフラーが立ち上がっています。
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キャブ下(公式側)。太いのが前後の水タンクをつなぐ@「連通管」。空気分配弁やA「無火(無動力)装置」が見えます。
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非公式側の前部。配管のウネリ具合が見事です。単式コンプレッサーが目立ちます。ランボードより上側が蒸気部、下側が空気部になります。左側から調圧器を介して蒸気管、右へは排蒸気管の立ち上がり。ランボード下にはコンプレッサーからの排気管(圧縮空気管)がキャブ(左側)へ伸びています。調圧器の真下には空気取入れ用チリコシがぶら下がっています。
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調圧器と蒸気入口側。調圧器には蒸気の流れる方向(→)が矢印で記されています。
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蒸気出口側。デフレクターの四角い穴はバイパス弁点検孔。
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空気取入れ側。3本のコックは・・・配水管?
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空気出口側。排気管(圧縮空気)が右に出て、すぐ手前に屈曲して、ランボード下を助手席側まで走ります。下方に見える布巻管は列車暖房管。
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シリンダーブロック前側。太い配管は列車暖房管。板バネは先台車担いバネ。
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後ろ姿です。後ろもシールドビーム化されていました。九州蒸機に見られる空気取入れ口はありません。電線管は石炭庫助手席側を走ってます。
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シールドビーム・・・ガラス割れちゃってますね。後部前照灯の左には、標識(予備灯?)掛け。
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後端梁と自連開放テコ。左はハシゴ、右はステップ兼暖房ホース掛。
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Photo by T.Takanashi
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