C 56 96

野辺山の保存蒸機「C 56 96」です。
野辺山駅前に来る前は、「野辺山SLホテル」として働いていた(らしい…)。
2007/07  (撮影:2006/12)



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 「高原のポニー」などと呼ばれたC56です。さすが所縁の小海線、日本最高地点の野辺山駅前に保存されている『C 56 96』。
 雪国らしく栓回窓を装備しています。



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 前照灯はシールドビーム化されていました。

 太平洋戦争中、C56の1〜90号機は南方へ出征・メーターゲージへ改軌されました。
 戦後、戻ってきたのは靖国神社の静態保存機と、大井川鉄道の動態保存機のみです。

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 公式側、煙室まわりです。
 油ポンプや空気圧縮機があります。
 姉妹機C12同様、ピストン尻棒がありません。

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 公式側(機関士側)キャブ。
 キャブ屋根は延長されています。ニス色の窓枠が良いですね。
 縦に並んだ区名札がC56の特徴でもあります。

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 非公式側、煙室周り。
 空気圧縮機がもう一つあります。

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 非公式側、キャブ下。

Photo by T.Takanashi

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